2012年5月21日月曜日

来月は全国安全衛生週間の準備期間です!

平成21年6月1日より労働安全衛生規則が改正され、「墜落防止措置等の充実」が盛り込まれました。
枠組足場に関しては、従来の交差筋交に加え、下部の隙間からの墜落を防止する為に、下桟や巾木等を設置するか若しくは、先行手摺枠を設置すること等が義務付けられました。

しかしながら、建設現場での墜落死亡者数(職種問わず)は、
平成20年度 108人
平成21年度  87人
平成22年度  95人
平成23年度  90人(3月7日時点)
と、まだまだ平行の一途を辿っています。その大半が鳶職です。

「あの人が落ちて死んだらしいよ…」などと噂話を聞く度に悲しく、残念な気持ちになります。

当然の事ながら、暑い日だろうが寒い日だろうが雨の日も雪の日も、現場は毎日動き、いろいろな職種が交り合う。
たくさんの作業員が日々変わる現場へ対応し、汗を流しています。
墜落災害ゼロにはほど遠くても、企業然り、作業員1人1人が意識し、深く捉えて考え、行動をおこすこと…当たり前の事が一番の特効薬だと私は考えます。

作業員の方へ、お願いです…
どうか、共に働く仲間や、帰りを待っている家族のためにも「高所への慣れ合い」や「己への過信」を捨て、1分1秒安全作業に徹して欲しいと思います。


http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei26/dl/01.pdf#search='足場 法改正'


By Blogger栄

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